2024.12.11
猫は留守番ができる?注意点と対策を徹底解説【ねこゴロン】
猫は、独立心が強いため、比較的留守番をすることができる動物ですが、留守番をさせる際にはいくつかの注意点があります。
特に、長時間の外出や旅行などで頻繁に家を留守にする場合は、猫のストレスや健康への影響を考慮する必要があります。
今回は猫の留守番対策やおすすめグッズなどをご紹介します。
猫の留守番に関する一般的な不安
猫を飼っている方にとって、留守番をさせるのは不安が伴うことです。
特に動物を飼うのが初めての方や忙しい共働き家庭の方々は、留守中に愛猫がどのように過ごしているのか気になりますよね。
事前の準備をしっかり行えば、不安を解消できるでしょう。
何時間・何日まで大丈夫?
猫が留守番できる時間は、猫の年齢、性格、健康状態によって異なりますが、一般的には時間であれば8〜12時間目安、日数であれば1泊から2泊程度が限界とされています。
成猫であれば、朝から夕方までの仕事時間程度なら問題ないことが多いです。ただし、これはあくまで健康でストレスを感じない環境が整っている場合に限ります。
数日間留守にする際には、特に注意が必要です。
旅行などで数日間家を空ける場合は、信頼できるペットシッターや友人にお願いすることをおすすめします。
留守番中の猫の時間間隔
猫は一般的に、留守番中に時間の感覚を正確に把握することができません。
飼い主が外出している間、猫はどのくらいの時間が経過しているのか分からないため、孤独感や不安を感じることがあります。
そのため、留守番の時間を短く感じさせる工夫をすることが大切です。
例えば、複数の遊び道具を用意したり、キャットタワーを設置したりすることで、猫がアクティブに過ごせる環境を整えると良いでしょう。
また、猫は嗅覚が非常に優れているため、飼い主の香りの付いたタオルやブランケット等を置いてあげるのも効果的です。
子猫の留守番
子猫の留守番は、特に注意が必要です。
子猫は成長過程にあり、体調を崩しやすく、一人で食事をしたり排泄をすることも難しい可能性があります。
ですから、長時間の留守番は本来であれば避けるのが理想です。
可能であれば、家族に頼んだり、ペットシッターを利用したりすることも考えてみてください。
特に子猫の時期は愛情をもって接することが必要ですので、留守番をする際にはしっかりと対策をしましょう。
猫の留守番中に起こりうるトラブル
猫の留守番中にはトラブルが起こる可能性があります。
すぐに対応できない可能性があるため、事前に十分すぎるほどの対策をしておきましょう。
トイレのトラブル
猫の留守番中に起こりうるトイレのトラブルを考慮しておきましょう。
飼い主が不在の時間が長い場合、猫がトイレに行けない状況になるとストレスを感じやすくなります。
普段からトイレの使用状況を観察し、問題がないか確認しておきましょう。
猫はキレイ好きな動物なので、トイレが汚れていると排泄できない場合があります。
ですから、留守にする際は、事前に新しい砂を入れておいたり、複数のトイレを用意することも効果的です。
これにより、猫がトイレに不安を感じることなく、ストレス軽減につながります。
物を壊す・散らかす
留守番中の猫は、退屈やストレスから物を壊したり散らかしたりすることがあります。
特に好奇心旺盛な猫は、普段手が届かない場所にあるものに興味を示し、時にはそれらを倒したり壊してしまうこともあります。
また、遊び道具やキャットタワーがないと、代わりに家具やカーテンに爪を立ててしまうことがあります。
こうした行動は、猫が不安を感じているサインでもあるため、留守番の環境を整えて安心感を与えることが重要です。
物を壊されるのを防ぐためには、猫がいる部屋を整理整頓し、危険なものや壊れてしまうものは片付けておきましょう。
安全対策として電源コード類は隠し、事故防止に努めるなど、猫が安心して過ごせる空間を用意しましょう。
脱走・誤飲
猫は好奇心が強い動物です。そのため、留守中に脱走するリスクがあります。
特に玄関や窓の開閉に注意が必要です。
猫が興味を持つ場所や猫が入りそうな隙間を確認し、脱走防止用の柵を立てたり、施錠できているか確認するなど、事前に対策を講じることが重要です。
また、誤飲の問題も見逃せません。
猫は周囲の物に興味を持ちやすく、誤って小さな物を飲み込むことがあります。留守中に食べ物や危険な物が手の届く場所にないか、しっかりと確認しておく必要があります。
猫の留守番を成功させるための対策
十分なフードと水の確保
猫の留守番を成功させるためには、十分なフードと水を確保することが欠かせません。
特に長時間の留守番を考えると、食事の管理が重要になります。
自動給餌器を活用すると、留守中でも規則的に決められた量のごはんを与えることができ、猫の食事を適切に管理することができます。
また、留守番が長引く場合は、ウェットフードではなく、ドライフードを選ぶと良いでしょう。
ドライフードは腐りにくく、衛生的に保つことができます。
水についても、飲み水が常に新鮮であることが大切です。
自動給水器を使うことで、常に水を補充することができ、猫が安心して水を飲むことができます。
水分補給は、夏場や暑い日、冬の乾燥している時期には特に重要ですので、手間をかけずに用意しておきましょう。
トイレの管理
猫が快適に留守番をするためには、トイレの管理も非常に重要です。
まず、留守番をする前にトイレをきれいに掃除しましょう。
猫は非常にキレイ好きな動物ですから、清潔な環境が保たれていることが重要です。
トイレが汚れていると、猫は排泄をしなくなる場合もあり、ストレスを抱える原因になります。
トイレの砂は多めに入れておくことで、長時間の留守番でも安心です。
また、複数の猫を飼っている場合、猫の数プラス1つのトイレを用意することが推奨されます。
猫は自分のテリトリーを大切にするため、複数のトイレがあるとより安心して過ごせるでしょう。
猫の留守番時に役立つツールとアイテム
猫の留守番を安心して任せるために、便利なツールやアイテムを活用しましょう。
おすすめのアイテムをご紹介します。
ペットカメラ
ペットカメラは、留守番中の猫の様子をリアルタイムで確認できる便利なアイテムです。
特に共働き家庭や外出が多い方にとって、このカメラは心強い存在となることでしょう。
スマートフォンやタブレットと連携して、どこにいても簡単に猫の様子をチェックできます。
さらに、音声機能付きのペットカメラもあります。
音声機能付きであれば外出先から猫に声をかけることができ、安心感を与えられます。
猫が不安になっている場合に、少しでもリラックスさせることができるでしょう。
ペットカメラは、高性能なものも増えてきており、夜間撮影や動体検知機能なども付いていますので、ぜひ検討してみてください。
ぬいぐるみやおもちゃ
猫は遊び好きな動物であり、留守番中にも楽しめるアイテムを用意することで、ストレスを軽減できます。
愛猫のお気に入りのものや、自分の匂いのついたものを選ぶと、よりリラックスできるでしょう。
また、動きのあるおもちゃやボール型のおもちゃも、好奇心を刺激して猫を引きつけます。
キャットタワー
キャットタワーは猫が勝手に昇り降りして遊べるので、猫の一人遊びに効果的です。
外の景色を楽しめて、猫の気分転換にもなるため、窓際のスペースに設置することをおすすめします。
留守番中に遊ぶことで運動不足の解消も期待できるため、エネルギーを発散できるアイテムを準備しておくことが大切です。
季節ごとの留守番の注意点
季節ごとに留守番の注意点は異なります。
季節に合った対策を講じることで、猫の留守番をより安全なものにすることができます。
夏場の対策
夏場の留守番は、熱中症の危険が高まるため、猫が涼しく過ごせる環境を整えてあげましょう。
エアコンや扇風機を使用し、部屋の温度を快適に保つことが重要です。
また、窓を開けて風を通す際には、猫が外に出ないように注意してください。
さらに、常に新鮮な水を用意することも大切です。
特に水飲み場は、軽くて倒れにくいものを選ぶと良いでしょう。
水分不足を避けるためにも、自動給水器を活用するのも一つの手です。
冬場の対策
冬場の猫の留守番にはまず、寒さから守るために、暖かい寝床を用意してあげましょう。
厚手の毛布やクッションを使うと、猫は安心して過ごせます。
さらに、猫が好む場所に暖房器具を設置する際は、直接触れない位置や風邪が当たらない場所を選ぶことが大切です。
冬場も水分補給に注意が必要です。
冬は空気が乾燥しがちなので、自動給水器を用意し、いつでも新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。
帰宅後の猫との接し方とケア方法
帰宅した際には、いつもよりも丁寧に接することを心がけます。
まず、家に入ったらすぐに猫に声をかけ、安心感を与えましょう。
猫は飼い主の声を聞くことで、再び日常が戻ってきたと感じることができます。
次に、猫が自分から近づいてくるのを待ちましょう。
無理に抱きしめたり触ったりするとストレスを与える可能性があるため、猫のペースに合わせることが大切です。
時間をかけて、普段よりも多めにコミュニケーションを取り、猫を安心させてあげましょう。
猫がリラックスしている様子を見せたら、軽く撫でたり、お気に入りのおもちゃで遊んであげたりすると喜びます。
留守中に溜まったエネルギーを発散させるためにも、十分な時間をかけて遊んであげましょう。
また、猫の健康状態を確認するために、食欲や排泄の様子、被毛の状態をチェックすることも忘れずに行いましょう。
さらに、長期間家を空けていた場合は、猫の健康診断を受けることも検討してください。
旅行中に何らかの健康問題が発生している可能性があるため、獣医師に相談することで、飼い主も安心です。
こうしたケアを通じて、猫が安心して過ごせる環境を整えることができるでしょう。
留守番を快適にするためのサービス利用
ペットシッター
ペットシッターは、猫の留守番中に最も有効なサービスの一つで、専門のスタッフが自宅に訪問し、猫の世話をしてくれます。
餌や水の補充、トイレの掃除、さらには遊び相手にもなってくれるため、人慣れしている猫であればストレスが発散できるでしょう。
また、ペットシッターは飼い主の帰宅後に猫の様子や健康状態を報告してくれる場合が多いです。
これにより、普段通りの生活ができるだけでなく、猫の心のケアも実現できます。
頻繁に外出する方や共働き家庭には特におすすめのサービスです。
ペットホテル
ペットホテルは、飼い主が外出する際に猫を預けることができる便利なサービスです。
特に、長期間の留守番が必要な場合や、旅行などで自宅に猫を置いていけない場合に適しています。
ペットホテルには、専用のケージや部屋が用意されており、清潔な環境が整えられています。
また、スタッフが常駐している場合が多く、猫の健康チェックや日常的なケアも行ってくれるため、安心感があります。
ただし、ペットホテルを利用する前には、猫がストレスを感じるかどうかを確認することが大切です。
初めての場所や人に慣れるまでに時間がかかる場合もあるため、事前に見学をしておくと良いでしょう。
まとめ
猫が留守番をする際には、対策をすることが必須です。
留守番をさせるときは短時間から徐々に時間を延ばして、少しずつ一人の環境に慣れるようトレーニングを進めてくださいね。
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