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2025.09.24

猫の健康診断 費用ガイド|検査内容・頻度・病院選びのポイントまで紹介

猫を飼っていると「うちの子はまだ若いし元気だから大丈夫かな」と思うことも多いのではないでしょうか。
ですが、猫は本来とても我慢強い動物で、「不調を隠す動物」と言われます。

飼い主さんが「いつも通り」と感じていても、猫の体の中では病気が静かに進行していることが少なくありません。

たとえば、猫の代表的な病気である慢性腎臓病は、初期段階ではほとんど症状が出ません。
気づいた時には病気がかなり進んでいて、治療の選択肢が限られてしまうケースも珍しくないのです。

大切な家族である猫の健康を守るためには、定期的な健康診断が欠かせません。


診察中の猫

健康診断を受けるメリット

病気の早期発見につながる

腎臓病や糖尿病、甲状腺の異常など、猫に多い病気は初期症状が出にくいものばかり。
定期的な血液検査や尿検査で病気の兆候をいち早く見つけることができます。

健康な時の基準値がわかる

健康な時に検査を受けておくことで、猫ちゃん固有の「正常な数値」を知ることができます。
将来、少しの変化があったときに「これは病気のサインかもしれない」と判断しやすくなります。

飼い主さんの安心感が得られる

「大きな異常はなかった」という結果もとても大切です。
愛猫の健康状態を把握することで、日々の暮らしに安心感が生まれます。


健康診断で発見できる病気

定期的な健康診断は、次のような病気の早期発見に役立ちます。

慢性腎臓病
糖尿病
甲状腺機能亢進症
心臓病
肝臓疾患
腫瘍(がん)

これらはシニア猫だけでなく若い猫にも見られる病気です。
だからこそ「まだ若いから大丈夫」とは言い切れないのです。


猫の健康診断の費用相場

健康診断を受ける際に気になるのが「どのくらい費用がかかるの?」という点ですよね。
病院や地域によって差はありますが、目安を知っておくと安心です。

※以下は、あくまでも目安の金額のため、来院する前に、近くの動物病院に問い合わせることをおすすめします。


一般的な費用の目安

最近は動物病院が「健康診断キャンペーン」としてパッケージプランを提供していることも多く、通常より割安で受けられるケースもあります。
  • ライトコース(基本検査のみ):8,000〜15,000円程度
  • スタンダードコース(血液・尿+画像検査):15,000〜25,000円程度
  • しっかりコース(フル検査):25,000〜35,000円程度

検査内容ごとの費用感

パッケージではなく、一つ一つの検査を組み合わせる場合の費用感も把握しておきましょう。
  • 身体検査:無料〜1,000円程度(診察料に含まれる場合が多い)
  • 血液検査:5,000〜10,000円
  • 尿検査:1,500〜3,000円
  • レントゲン:5,000〜8,000円
  • エコー検査:6,000〜10,000円

ペット保険でカバーできる?

多くのペット保険では「健康診断費用」は対象外です。

ただし、健康診断で何らかの病気が見つかり、その後の治療や薬が必要になった場合には、保険が適用されるケースがほとんどです。

保険に入っている場合は、事前に補償内容をしっかり確認しておきましょう。


猫の健康診断は何歳から受けるべき?

猫の健康診断はいつからが良いかという疑問に関しては、年齢によって適切な頻度や目的が異なるので、成長のステージごとにご紹介します。

子猫(1歳未満)の健康診断

子猫を迎えて、1週間程度が経過し、猫ちゃんが新しい環境に慣れた頃にまずは一度病院に行きましょう。

その後、ワクチン接種の必要があるため、月1回程度病院に通うことになるでしょう。
その際に簡単な健康チェックを受けるのが一般的です。

そして、6か月を経過したあたりからは、去勢・避妊手術を行うため、事前に検査を行うことが多いです。

主な目的は、寄生虫や先天的な病気、発育状態の確認。
この時期に健康状態を知っておくことで、その子の体質や傾向を把握することができます。


成猫(1〜6歳)の健康診断

見た目は元気でも、この時期に潜んでいる病気もあります。
特に完全室内飼いの猫は運動不足や肥満になりやすいので、体重管理や生活習慣病のリスクを確認する意味でも定期的なチェックが大切です。


シニア猫(7歳以上)の健康診断

猫は7歳を過ぎるとシニア期に入ります。人間でいうと40代後半から50代にあたります。

この頃から腎臓や心臓にトラブルが出始める子が増えるため、半年に1回(年2回)の健康診断がおすすめです。
早期発見によって「投薬だけで進行を遅らせる」といった選択肢も増えます。


健康診断の頻度はどれくらい?

年齢ごとのおすすめ頻度

子猫:ワクチン接種に合わせる(月1回程度)
成猫:年1回
シニア猫:年2回(半年に1回)
持病のある猫:かかりつけ医の指示に従って、3か月〜半年ごと

多頭飼いの場合の考え方

多頭飼いの場合、同じ環境で生活しているため、感染症や生活習慣の影響が広がりやすい傾向があります。
そのため、可能であれば同じタイミングで健康診断を受けると効率的です。

まとめて受けることで、費用を割引してくれる病院もあるので確認してみましょう。


健康診断の検査内容

基本的な検査

  • 身体検査:体重測定、聴診、触診など
  • 血液検査:腎臓や肝臓の数値、血糖値、貧血の有無を確認
  • 尿検査:腎臓・膀胱・泌尿器の異常をチェック

追加で行われることがある検査

  • レントゲン検査:骨や臓器の形を確認
  • エコー検査:心臓や腹部臓器の状態をリアルタイムで観察
  • 便検査:寄生虫や消化器の異常をチェック

健康診断を受ける動物病院の選び方

費用・プランのわかりやすさ

「パック料金があるか」「健康診断などの費用がサイトに明記されている」は病院選びの重要なポイント。

診療ごとにきちんと費用を説明してくれるなど、診療料金が明瞭かつ妥当な病院を選びましょう。
あとから思ったより高額になるのを避けられます。

設備や検査体制の充実度

血液検査機器やエコーなどが院内にある病院だと、その場で結果がわかるので安心です。
外部の検査機関に送る場合は、結果が出るまでに数日かかることがあります。

通いやすさ・かかりつけ医の有無

継続して通える場所かどうかも大切です。
猫は環境の変化に敏感なので、同じ先生に診てもらえると、ストレスも軽減されます。

猫にやさしい病院

待合室などの施設や病院の設備などがねこに配慮されたものであったり、猫の扱いを熟知したスタッフが在籍しているなど、定められた基準を満たした猫にやさしい動物病院もあります。

専門性の高い猫の知識を持っている医師に診てもらえるのは安心です。


【参考】キャット・フレンドリー・クリニック(CFC)
https://www.jsfm-catfriendly.com/cfc/

健康診断を受ける前に準備しておくこと

家でチェックしておきたい猫の様子

普段から、愛猫の些細な変化をメモしておくと、健康診断の際に獣医師へ正確に伝えられます。

食欲・飲水量:いつもより食べる量や水を飲む量が増えたり減ったりしていないか
排泄:おしっこの回数や量、うんちの状態(軟便・下痢など)に変化はないか
その他:体重の変化、毛艶、吐き戻しの頻度など


当日の持ち物と注意点

猫をキャリーに入れる:猫にとってキャリーは安心できる場所。日頃からキャリーに慣れさせておきましょう。

絶食が必要な場合がある:血液検査を行う場合は、6〜8時間程度の絶食を推奨されることが多いです。事前に病院に確認しましょう。

尿や便を持参する:採尿・採便が必要な場合は、事前に病院から容器を受け取っておくとスムーズです。


猫の健康診断に関するよくある疑問(Q&A)

Q.健康診断の前に絶食は必要ですか?

A. 基本的に、血液検査を行う場合は 6〜8時間程度の絶食が推奨されます。
これは、食事の影響で血糖値や肝臓の数値が変動するのを避けるためです。ただし水は飲んでも大丈夫です。
子猫や高齢猫の場合は、絶食が体に負担になることもあるので、かかりつけの獣医師に相談してください。

Q.健康診断とワクチン接種は同日に受けられますか?

A. 可能な場合もありますが、猫の体調や年齢によっては別日にするほうが安心です。
ワクチンは体に負担がかかることがあるため、血液検査やその他の検査結果を確認してから打つ場合もあります。
病院によって対応が異なるので、事前に相談するとスムーズです。

Q. 尿や便を持参したほうがいいですか?

A. 尿や便を持参すると、腎臓や泌尿器、消化器の状態をより詳しくチェックできます。
特にシニア猫や排泄の変化が気になる猫にはおすすめです。
持ち帰る際は、清潔な容器に入れて病院までできるだけ早く持っていきましょう。

Q.健康診断が初めての猫でも大丈夫?

A.もちろん大丈夫です。
初めての場合は、キャリーに慣らすことや、病院に行く前に落ち着かせる工夫をしておくと猫のストレスが減ります。

・キャリーを家で開けっ放しにして慣れさせる
・タオルや毛布を入れて安心できる環境にする
・移動中は静かに話しかける

これだけでも猫の緊張がだいぶ和らぎます。

Q. 健康診断で病気が見つかったらどうする?

A. 異常が見つかった場合は、病院から治療方法や今後の生活指導が提案されます。

軽度の場合は投薬や食事管理だけで進行を遅らせることも可能です。
重度の場合でも早期発見が功を奏し、治療の選択肢が広がります。

健康診断は「病気を見つけるため」ではなく「将来のリスクを減らすため」に受けるものと考えると、安心感が増します。

Q.費用を少しでも抑える方法はありますか?

A.健康診断費用は病院や検査内容によって変わります。

キャンペーンやパッケージ料金を活用する
自治体や保護団体の健診イベントを利用する
ペット保険の予防特約を使う(加入している場合)

これらを組み合わせると、費用を抑えつつ必要な検査を受けられます。



まとめ:定期的な健康診断で猫の健康寿命を延ばそう

猫猫の健康診断は「病気になってから」ではなく「健康なうちから」が受けることがポイントです。

費用はかかりますが、早期発見によって治療費を大幅に抑えられる場合もあります。

何より、大切な家族である猫と一緒に少しでも長く過ごすための投資と考えると、その価値は十分にあります。
年齢に合わせて適切な頻度で健康診断を受け、健やかな毎日を送れるようにサポートしてあげましょう。



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